【ポケモンUSUMシーズン10構築記事】最高&最終レート1809 懐かしのマンダマンムーwithout起点作り
☆はじめに☆
この記事を読んでくださり、ありがとうございます。はじめましてこんにちは、小型洗濯機と申します。普段からポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンにて、レーティングバトルをしております。
今回初めてレート1800を達成いたしましたので、構築を公開します。初心者の方に簡単に説明しますと、レート1800というのはいわば強者の領域です。今回のシーズン10のシングルバトルにおいて、調べたところでは全体の競技人口全体が約90000人でした。その中でレート1800超えは1940人でしたので、これは上位2.2%に当たります。偏差値で言うと70といったところでしょうか。
構築記事を書いている人たちの多くはレート2000超えという僕からしたら神のような領域のトレーナーたちです。だから彼らに比べれば僕なんて全然大したことありませんが、それでも参考になれば幸いです。
☆注意点☆
- HP→H、こうげき→A、ぼうぎょ→B、とくこう→C、とくぼう→D、すばやさ→S とします。
- 基礎ポイントは努力値と表記します。
- レート対戦初心者向けに作っているので、ポケモン専門用語や略称に慣れている方は煩わしさを感じるかもしれません。
- 最速はすばやさ上昇性格(ようき、おくびょうなど)+S252振り、準速はすばやさ無補正性格(いじっぱり、ひかえめなど)+S252振りとします。
- 特化は、S以外で、上昇補正性格+252振りのことを指します。
- 108-130-95-80-85-102と表示されたら、H108 A130 B95 C80 D85 S102を表すものとします。
- H183-B115ガブリアスと言われたら、H実数値183、B実数値115のガブリアスを指します。
☆この構築にしたきっかけ☆
シンプルに言えば、僕が一番好きなポケモンがでよく使っていたのと、レート2000超えの方にもボーマンダ入りが多かったため、高レートを目指すならボーマンダを使うのが一番いいんじゃないかと思ったからです。
そこでボーマンダで重いカプ・コケコ、サンダーやボルトロスといったでんきタイプのポケモンを対策するべく、比較的多くのでんきタイプを相手できるを採用。対ねっぷうサンダーやヒートロトム、また後出し性能を重視するためにとつげきチョッキでの運用です。
次に、ここまででカプ・レヒレやスイクン、ギャラドスといったこおりorフェアリー技を持ったみずタイプのポケモンが重いのと、ボーマンダを繰り出してりゅうのまいを積むためのランドロスを選出させるために、を採用しました。
ここまでの3体ではカプ・テテフやフェローチェ、メガメタグロスに崩壊させられてしまうため、4体目にはこれらに後出しできるを組み込むに至りました。ボーマンダギルガルドの組み合わせも優秀です。
5体目には、この4体で不安が残るミミッキュ、メガボーマンダ、ナットレイの対策のため、をパーティに入れました。前述の通りテッカグヤで倒したいのが物理技使いが多いので、努力値はHBベースです。
最後に、ここまでで後出しが厳しいリザードンやウルガモス、またマンムーだけでは不安な対ボルトロスのため、またテッカグヤとタイプ相性補完の良いを採用しました。交代の際にリザードンにりゅうのまいやニトロチャージ、ウルガモスにちょうのまいをされても次のターン確実に先手で攻撃できるよう、最速スカーフです。
本当は3か月ほど前に開催された「ファインディングカップ2nd UBとともに」という仲間大会で使っていた構築まんまなんですが、この仲間大会で最後に4連勝したため、通常のレート対戦でもポテンシャルがあるんじゃないかと思い、シーズン10の後半からもう一度使ってみることにしました。
この構築でのレートでの実質対戦回数はレート1530辺りからの70戦程度と思われます。
☆個別紹介☆
ボーマンダ(♂)
NN Blood arch
種族値 95-135- 80-110-80-100(メガ前)
95-145-130-120-90-120(メガ後)
特性 いかく→スカイスキン
持ち物 ボーマンダナイト
性格 いじっぱり
努力値 H212 A68 B4 D124 S100
実数値 197-180-101-✕-116-133
197-191-151-✕-126-153
技 おんがえし
みがわり
はねやすめ
調整意図
・威嚇ありでようきA252振り霊獣ランドロスのがんせきふうじをみがわりが確定耐え
・おんがえしでH4振りミミッキュを確定1発
・準速S100族抜き
・余りD
言わずと知れた最強メガシンカ。この構築の主軸で、テンプレ気味のいじっぱりメガボーマンダです。主に霊獣ランドロスやメガバシャーモ、メガフシギバナといったタイプ的に有利なポケモンに後出しして、りゅうのまいを積む、という使い方をします。サイクルで相手のHPを削ってから全抜きを狙うというコンセプトのため、りゅうのまいは確定です。
メインウエポンの飛行技は、反動がなく安定するおんがえしを採用しました。かわりものメタモン対策にやつあたりでもいいのですが、それにしなかった理由としては単純にポケモンへの愛情を表現するためです。
また、このポケモンはサイクル参加させつつりゅうのまいを積むというコンセプトのため、サイクル戦で消耗した体力を回復できるはねやすめを覚えさせました
みがわりはどくどくやおにびといった状態異常技を避けられるのと、先ほど言った霊獣ランドロスを起点にするため、あとはちょっとした様子見のためです。
「いや待って、ランドロスにはがんせきふうじがあるのでは?」
と思ったそこのあなた、ポケモンに慣れている方ならわかりますが、このボーマンダのいかく+メガシンカで、みがわりが霊獣ランドロスのがんせきふうじを確定耐えとなっております。
だから、がんせきふうじ以外読みでランドロスに繰り出しすることで、次ターンメガシンカ+みがわり→りゅうのまいの行動をとってもすばやさを下げられずに済みます。
H212 A68 B4 D148 S76
で、実数値が
197-191-151-✕-129-150
の調整です。しかし、僕はりゅうのまいをした後のメガバシャーモのまもるとの択がめんどくさかったのと、一回メガガルーラに先手を取られて負けた時から準速メガガルーラの上を取るべきだと思ったので、Sに少し多めに振っておきました。
犠牲にしたのはDですが、これでもギルガルドのシャドーボールを二回耐えたりと割と十分だなぁと思いました。補足しておくと、テンプレのH212 D148振りではC特化カプ・テテフのムーンフォースを最高乱数切り耐え調整だった気がします。僕はボーマンダとカプ・テテフ対面で、こっちが居座ることは少ないと判断したのでそんなに問題はありませんでした。
また、Dに振った+みがわり採用にしたことで、攻撃技がおんがえししかないのにギルガルドやヒードランに普通に勝てるのはやはりボーマンダ最強だと思いました。
ちなみにどんなにがんばってもスカーフ以外の霊獣ボルトロスとサンダー、テッカグヤ、エアームド、バンギラス、メタグロス、マンムーには勝てません。
NNは図鑑説明の「血に濡れた三日月」と、メガボーマンダの翼がアーチ状だったことに起因しています。
選出率3位
♪参考数値
・火力指数 おんがえし 35067
・物理耐久指数 29747
・特殊耐久指数 24822
マンムー(♀)
NN きららスノー
種族値 110-130-80-70-60-80
特性 あついしぼう
持ち物 とつげきチョッキ
性格 いじっぱり
努力値 H44 A156 B4 D252 S52
実数値 191-187-101-✕-112(168)-107
技 つららばり
じしん
がんせきふうじ
調整意図
・H16n-1
・A11n
・Dぶっぱ
・S4振りカプ・レヒレ抜き
主にボーマンダを使ってて戦うのがつらいでんきタイプ、特にカプ・コケコサンダー霊獣ボルトロスを倒すためにパーティに入れました。あとは対面限定でアーゴヨンにもほぼ確実に勝てます。
マンムーといえばきあいのタスキを持たせてステルスロックを撒く型が多いです。しかし、このパーティはサイクル寄りなのに、マンムーは特性込みでも半減以下にできるタイプがでんき、どく、こおりの3つしか無いんです。
だから耐久を高めて安全に繰り出しできるように、かつ火力を高めて確実に相手を倒せるようにいじっぱりADチョッキ型にしてみました。
しかし、これでもカクトウZ霊獣ボルトロスや、アーゴヨンに後出しした時にわるだくみを積まれて次のターンにりゅうせいぐんZをされると、何も行動できないまま、もしくはHPを残されたまま倒されてしまうので厳しいです。
また、ギルガルドのシャドーボールZを確定耐えするので、特殊ギルガルドを対面で倒せます。また、おくびょう以外のヒードランの対面処理も可能。ただ、ヒードランに後出しするのはふんえんのやけどや眼鏡ラスターカノンもあり、あまり安定してるとは言い難かったです。
技は、切る理由のない安定した一致技のじしん、何かと優秀な先制技の
こおりのつぶて、あとは威力こそ不定なものの、みがわり(特にグライオン)を割ってもダメージを与えられるつららばりを確定技としました。
また、ランドロスやガブリアスなどをこおりのつぶてで縛れるのも魅力です。とつげきチョッキである以上マンムーでステロを撒くことができず、積みエースのボーマンダの補佐としては少し物足りないとは感じました。
ラスト一枠はポリゴン2やナットレイといった受けポケモンを強引に倒すじわれ、相手の持ち物を落としてダメージレースに寄与するはたきおとすなどから選択ですが、今回は運ゲー要素が絡まず、積みの起点にもなりにくく、不意のリザードン対面でXでもYでも関係なく撃てるがんせきふうじを選択しました。
マンムーといえばまずきあいのタスキを思い浮かべる人も多いと思うので、一番メジャーな襷マンムーとメリット・デメリットを比較してみました。
メリット→・ギルガルドに勝てる
・ステロを撒かれてても機能する
・ねっぷうサンダーに強い
・切る技に迷わなくてもよくなる
・サイクル参加がしやすい
・ウルガモスに強い
デメリット→・キノガッサに勝てない
・ステルスロックが撒けない
・物理相手に苦労する
・汎用性が低い
このように性質がかなり違います。チョッキマンムーは耐久が高い分Sが低く、ステルスロックも撒けないので、きちんと「相手のサンダーに繰り出そう」などと役割を持たせて選出しないと腐ってしまいます。少し使い方が難しいですかね。
また、ボーマンダのサポートをするためにも、今度はタスキ型で使ってみるのもいいかもしれませんね。その場合、サンダーがかなりつらくなりますので、ボーマンダはからげんきを入れたしんちょうHD型がいいかもしれません。
対キノガッサは、カプ・コケコとギルガルドの組み合わせで難なく突破できたので、大して困りませんでした。というか、選出画面でマンムーもボーマンダもいるのに何で出てくるんだこいつ。
最後にNNですが、由来は某顔写真加工アプリです。それがなんかキラキラしていることから、この名前にしました。まぁこの子♀ですし。
選出率5位
♪参考数値
・火力指数 じしん 28050
つららばり 14025~34595
こおりのつぶて 11220
・物理耐久指数 19291
・特殊耐久指数 32088
カプ・コケコ
NN なし
種族値 70-115-85-95-75-130
特性 エレキメイカー
持ち物 こだわりメガネ
性格 おくびょう
努力値 C252 S252 H4
実数値 146-✕-105-147(220)-95-200
技 10まんボルト
調整意図
・最速
・できるだけ火力に割く
ここまでで重くなってしまったポケモン、主にギャラドスゲッコウガテッカグヤカプ・レヒレマリルリを対面処理する枠としてカプ・コケコを採用しました。
パーティ構築力が低かったのか、これらのポケモンはカプ・コケコ以外では倒しにくく、必然的にこれらのポケモンがいた時点でほぼ確定選出していました。ゆえに体感選出率は8割を超えていたと思います。
相手のパーティーの受けポケモンを倒す手段に乏しかったので、超火力で両受け気味のH振りのポリゴン2やクレセリアなどを10まんボルトで無理やり2発圏内に抑えるこだわりメガネにしました。
また、カプ・コケコといえば、トンボルチェンで潤滑にサイクルを回すのも仕事のうちです。そこで火力補正の乗るボルトチェンジと確実にサイクルを回せるとんぼがえりの選択ですが、こだわりメガネにした影響で、できるだけ多くの負担をかけながらサイクルを回していきたかったので、ボルトチェンジを選択しました。
補完枠、第2のメインウエポンは、ランドロスやグライオンに大ダメージを与えられるめざパ氷もよかったですが、今回はできるだけ総合的な負担を意識して一貫性が高く、半減されづらいマジカルシャインにしました。
サブウエポンはくさむすびです。くさむすびでH215-D93カバルドンを93.8%の高乱数一発のため、交換読みシャインor対面くさむすびで処理可能です。HDカバルドンは知りません。
このように、技構成や努力値はほぼテンプレ通りですが、むしろ変にこだわらず、これでよかったと思います。ただ、有利対面から交代読みマジカルシャインを決めた後、相手にこだわりメガネバレしてもとの対面に引かれることもあったのが残念な点でした。特にテッカグヤ系サイクルでこれをやられるのが面倒だったです。
先ほど申したテッカグヤは対面なら有利なのですが、A無振りヘビーボンバーを2発耐えないので、サイクルに巻き込まれるとちょっと倒すのがつらかったような気がします。
HPが偶数になってる件についてですが、正直残り努力値4で少しでもどちらも耐久を高めたかったから。カプ・コケコ自体耐久が低いので弱点技は耐えませんし、そんなに困ることは無かったです。
最後に、この子自慢の色違い(配布)なのですが、色違いカプ・コケコのGIFが見つからなかったのでお許しください。おくびょうとバレてはしまいますが、そんなに困ることは無かった(気がするかもしれないだけ)です。
選出率1位
♪参考数値
・火力指数 10まんボルト 44651(エレキフィールド有)
マジカルシャイン 26440
くさむすび 最大26440
・物理耐久指数 15330
・特殊耐久指数 13870
ギルガルド(♂)
NN EXカリバー
種族値 60-50-150-50-150-60(シールドフォルム)
60-150-50-150-50-60(ブレードフォルム)
特性 バトルスイッチ
持ち物 ゴーストZ
性格 れいせい
努力値 H252 C252 D4
実数値 167-61-170-112-171-58(シールド:最遅)
167-161-70-222-71-58(ブレード:最遅)
技 シャドーボール
かげうち
どくどく
キングシールド
調整意図
・できるだけ火力を高める
・Hぶっぱ
・最遅
皆さんおなじみ毎ターン択が発生するポケモン。HP振りだけでかなり耐久が高くなります。前述のカプ・テテフフェローチェれいとうパンチ持ちルカリオメガメタグロスクレセリアと、こちらのカプ・コケコと合わせてキノガッサを対策する枠として採用しました。
このパーティにはアタッカー気質のポケモンが多いので、本来はおだやかorなまいきHDが望ましいです。
しかし、Z枠が余っていたこと、また個人的にギルガルドはそのC種族値の高さから通りのいいゴースト技で負担をかける戦い方が好きだったので、冷静HCゴーストZにしました。実際これがとても使いやすいです。
技は一貫性が高く、半減されにくいタイプ一致技のシャドーボール。抜く理由がありません。次に、ACが高く、Sが低いという種族値を生かすかの如くの先制技、かげうち、フォルムチェンジで戦いをやりやすくし、相手の様子見もできるキングシールドを確定技としました。
残り1枠はパーティー全体でポリゴン2などの受けポケモンの崩しが弱いのでどくどく採用です。ギルガルドのゴースト技を無効にするため、よくポリゴン2を後出ししてきたので、それを読んでどくどくを撃ちやすかったです。仮に無償降臨を許しても1ターン突っ張ってどくどくを撃つことが多かったです。みがわりポリゴン2とかいうギルガルドピンポイント対策はやめてください。
実はA実数値を見ればわかりますが、A個体値が13と完全に妥協個体なんですよね。言い訳するなら、この子を厳選した時、僕はまだレート初心者で、最遅が出ればいいやと思って、そのあとわざわざAのために王冠を使うのがめんどくさくなってしまって、今に至るというわけです。
そのせいで最後のあがきのかげうちをミリ耐えされてそのまま負けた、なんて試合もあったくらいです。なんと間抜けなことでしょう、これからは厳選において妥協しないように頑張ります()。ちなみにQRパーティでも、ギルガルドのA個体値は妥協なので許してください。
C種族値150からの威力160の等倍技は悪、ノーマル以外では安定して受けられるポケモンは少なく、さすがサイクルキラーだと思いました。あのH191-D128チョッキランドロスにも6割のダメージを与えられます。
NNは聖剣エクスカリバーより。日本語ROMで厳選したので、文字制限を回避するために、このように誤魔化しました。おいゲーフリ!ニックネームの制限を7字にしろ!すみません、素直に英語ROMでExculiburと名付けます。
選出率 2位
♪参考数値
・火力指数 シャドーボール 26640
むげんあんやへのいざない 53280
・物理耐久指数(シールド) 28390
・特殊耐久指数(シールド) 28557
NN Kaguya Luna
種族値 97-101-103-107-101-61
特性 ビーストブースト
持ち物 たべのこし
性格 のんき
努力値 H180 A4 B164 D156 S4
実数値 195-122-159-127-140-73
技 ヘビーボンバー
どくどく(まもる)
調整意図
・H16n+3
・C252振りメガボーマンダのかえんほうしゃ超低乱数2発(0.39%)
・のんきなまいきのテッカグヤ抜き
お゛はよ゛ー!こん゛に゛ちはー!こん゛ばん゛はー!お゛や゛すみ゛ー!起゛きてーー!!!輝゛〇月゛だよ゛ーー!
お分かりの通りNNは某首絞めハム太郎から取りました。
ここまでで比較的重いミミッキュボーマンダガブリアスナットレイハッサムに後出しするために採用しました。あとはバンギラス、10まんボルトの無いカプ・テテフや、つのドリルが当たらなければドリュウズ、ハサミギロチンが当たらなければカミツルギの処理もできます。このように、このパーティではどちらかといえば物理アタッカーの相手をすることが多いことから、HBベースでの採用となりました。
耐性上ランドロスの相手もできると思いきや、今シーズンはうちおとすランドロスが流行っていたので、うちおとす→じしんで突破されてしまい、あまり相手ができず残念でした。
まぁランドロス自体は基本ボーマンダで倒していたので良かったのですが、1回だけテッカグヤでランドロスの相手をしなければならなかったときにうちおとす持ちと当たってしまいました。
仮にみがわりを採用した時にHPの効率が最もよくなる16n+3にしてみましたが、今回みがわりを採用してませんし、正直H実数値は203で全然いいです。
技はテッカグヤの重さ999.9kgを生かすヘビーボンバー、ナットレイやカミツルギ、ハッサムへの安定した打点としてかえんほうしゃを確定としました。
テッカグヤのヘビーボンバーは相手の重さ199.9kgまでは最大威力120、重さ249.9kgまでは威力100を出せます。個人的に火力を削いでしまうスタイルが嫌だったので、性格はSを下げるのんきとしました。
また、重要な回復ソースのやどりぎのタネはもちろん確定です。
言うまでもないですが、やどりぎのタネによるHP回復がちょー優秀です。他のポケモンのサイクル参加もよりしやすくなります。
パーティ組んだ当初はまもるにして相手の様子見兼やどりぎのタネの回復を意識していました。しかし、最終日にして受けループを崩す手段に乏しいことに気づいたので、急遽まもるの枠をどくどくに変更しました。積みポケモンへの確実な遂行のためでもあります。
カプ・コケコが後出ししにくいので、たまにこの子で相手のテッカグヤを倒すこともありました。テッカグヤはのんきなまいきといったS下降性格での採用率が高く、そのためにSに4振りしていたのですが、意外と僕と同じことを思ってる人が多いのか、テッカグヤ対面で同速勝負になることが多かったような気がします。
また、このパーティでは全体的にギャラドス、それも挑発やみがわり持ちがかなりきついので、ゴツゴツメットを持たすのもよいと思いました。総じて、この枠はまだまだ調整の余地があると思われます。
選出率4位
♪参考数値
・火力指数 ヘビーボンバー 最大21960
かえんほうしゃ 11430
・物理耐久指数 30810
・特殊耐久指数 27495
NN サフィー
種族値 109-53-47-127-131-103
特性 ビーストブースト
持ち物 こだわりスカーフ
性格 おくびょう
努力値 H4 C252 S252
実数値 185-✕-67-179-151-170(255)
技 パワージェム
調整意図
・最速スカーフガブリアス抜き
・できるだけ火力を高める
僕の中で4番目に好きなポケモンです。このクラゲ、なかなかカワイイ!!
今までの5体でとても重くなってしまったリザードンやウルガモス(特にめざパ氷持ち)、マンムーだけでは不安の残る対霊獣ボルトロスやおにびメガゲンガーを倒すために採用しました。また、対面でジャローダにへびにらみでマヒを入れられずに倒すという意図もあります。
サイクルに組み込むなら後出しからXYを問わずリザードンやウルガモスを狩れるスカーフ一択と感じたのでそちらで採用しました。
ひかえめにして霊獣ボルトロスや耐久振りメガリザードンXを確実に倒すことも考えましたが、今回は最速リザードンにりゅうのまいやニトロチャージ、最速ウルガモス(今期は耐久振りばかりだったのであまりいませんでしたが)にちょうのまいをされても先手をとれるように最速スカーフにしました。
しかし技威力が低く、火力は不足気味なのが残念でした。具体的には、本来の役割対象の霊獣ボルトロスにはパワージェムでも乱数によっては1発耐えられてしまうくらいです。
技はタイプ一致のいわタイプで唯一まともな威力のパワージェムを確定とし、どくタイプの技は、毒の追加効果より少しでも技威力を重視したかったのでヘドロウェーブとしました。残りはパーティ全体でも重いカバルドンやギャラドス対策のためのくさむすび、交換読みで撒きやすいステルスロックにしました。
スカーフなのにステルスロックでこだわるとは何ぞと思われる方がいる方もしれません。しかし、ウツロイドを繰り出したい相手にはいわ抜群のポケモンが多いです。
具体的には、1回ちょうのまいをされたウルガモス対面で、相手が先手を取られて倒されるのが嫌なことを考えて、ウルガモスを引いてきます。その際にステルスロックを撒けると、相手のウルガモスは次繰り出した時、HPがごっそりと半分削られてしまいます。こういうことができるのはウツロイドの特権のような気がしました。
ウツロイドの役割対象上、ヘドロウェーブよりもパワージェムの方が打つ機会が多く、ゆえに微妙に火力が足りなく感じてしまうのは残念でした。正直言うと、パワージェムの威力を90にしてほしいですね。
しかし、上記のポケモンがいないと選出はしなかったので、選出した時の活躍っぷりはほかのポケモンに比べて群を抜いていました。
あとは対リザードンにおいて、メガボーマンダとリザードンの対面からウツロイドに引くと、Xにメガシンカしてげきりんを撃たれて突破される可能性もあるのが少し怖かったですかね。
NNは青い石、宝石サファイアからです。確か前やってたアニメジュエルペットで、サファイアモデルのキャラクターがこんな風に呼ばれていたことから名づけました。
選出率6位
♪参考数値
・火力指数 パワージェム 21480
ヘドロウェーブ 25507
・物理耐久指数 12395
・特殊耐久指数 27935
☆重いポケモン☆
・メガギャラドス
メガギャラドス全体の傾向として陽気が多いので、りゅうのまいの隙を与えてしまうとカプ・コケコで先手をとれなくなってしまうため、かなり厳しいです。ゆえに1回舞われてしまうだけでテッカグヤでしか相手できなくなります。
しかも、ちょうはつを持っているとテッカグヤすら倒されてしまいます。一応、1舞でギャラドスのHPを3割くらい削っておけば、スカーフウツロイドのくさむすびで倒せないこともないですね。
だから、できるだけすばやさランク+1以上にさせないプレイングが大事でした。その点で、マンムーが交代読みでがんせきふうじを当てられると強かったです。
ちなみにテッカグヤギャラドス対面で、ギャラドスがみがわりを持ってると、その勝負自体もうほぼ負けになります。
対面ならカプ・コケコで倒せますが、A4振りテッカグヤのヘビーボンバーで確定2発をもらってしまうのは痛いです。一応テッカグヤはS下降性格の無振り個体も多いので自分のテッカグヤで見れなくもないですが、同じやどまも型でもわんぱく、しんちょう、ずぶとい、おだやかのS下降しない性格の個体も多いので、微妙かもしれないです。ウツロイドに10まんボルトを採用するのも手かもしれません。まったく当たりませんでしたが、理論上ヤッカグヤにはほぼ勝てないです。
・メガリザードンX
なんと後出しから勝てるのがウツロイドのみです。それもウツロイド引きを読まれてじしんを撃たれたり、またげきりんを撃たれると厳しいです。陽気個体はできませんが、最悪メガボーマンダでりゅうのまいかつるぎのまいかニトロチャージ読みでみがわり→りゅうのまい→おんがえしでASぶっぱメガリザードンXが高乱数1発なので、対面処理ができないこともないのはせめてもの救いだったような気がします。またドラゴン技がドラゴンクローだった場合、対面で勝てる確率がグッと上がります。
メガよりもZの方がつらかったです。主にテッカグヤで見ているので、高火力で押し切られるのは厳しいかったです。また、壁構築に入れられたら突破がさらに厳しくなります。幸いなことに、壁構築のZ持ちバンギラスはまったくマッチングしなくて安心しました。
カプ・コケコはいるものの、こっちのコケコをほかのメンバーで倒したりして、割と強引にジャラランガZで突破してくるイメージでした。一応スリップダメージ+ギルガルドのゴーストZで見れなくもないですが、割とギリギリです。大体8割の確率で選出してきました。
・HDカバルドン
わんぱくHBならまだメガネカプ・コケコなどで対面で倒せますが、しんちょうHDだとどうしてもくさむすびを耐えて、返しのじしんで倒されてしまいます。どうしてもステルスロックで起点を作られてしまうのが気がかりですね。
☆さいごに☆
僕の好きなボーマンダやウツロイドを使って初のシングルレート1800達成できてうれしかったです!!!!!!わずか1週間で1500帯から1700帯に上がれましたし、この構築の強さをかなり認識しました。
欲を言えば、この構築を使い始めたのがシーズン終わる25日ほど前だったので、もう少し前に使い始めていればもっとレートが伸びていたかもしれません()
あと、見にくくてごめんなさい。初めてなので許して…(言い訳)
TwitterやYouTubeのアイコンはウォッシュロトムですし、シーズン11はこの子を使ってレート1900を目指していこうと思います!!
ここまでご精読いただき、ありがとうございました!!!!!!!!
Twitter→@B373DlFrave100b